はじめてのサービスアパートメント

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「身軽に住む」を実現する利便性

はじめてのサービスアパートメント
当時の僕は、某田舎から東京に出てきたばかり。めでたく中途採用で東京での就職が決まったのですが、話がトントン拍子に進んだので、住居の手配が間に合いませんでした。
途方にくれてインターネットで手軽に住める住居を検索したところ、外国人の旅行者向けの家具つきアパートを発見。
当時、すでにマンスリーマンションやウィークリーマンションはある程度ありましたが、貧乏だった僕には高嶺の花。インターネットでみつけたその物件は、各部屋こそ個室だったが、台所やトイレ、シャワーは共同という、どちらかというとチープな旅行を楽しむ人向けの施設でした。
短期〜中期の滞在者がメインターゲットだったので、敷金と礼金は当然ナシ。10万円程度のデポジット(保証金)はあったが、それも退去時には全額返金してくれました。 さて、このサービスアパートメント、いま振り返るとなかなか快適でした。テレビや冷蔵庫、電灯など生活に必要な家電はすべて用意されていたし、共同とはいえトイレや冷蔵庫も完備していた。
お風呂はありませんでした。コインシャワーの利用は、冬場が少々つらかったのですが、手ぶらで上京しても生活が成り立ったのは大きいです。料金はピンキリでしたが、このように「身軽に住む」ことができるのは、サービスアパートメントに共通した特徴と言えます。
入居者は、基本的に外国人が多く、僕と同じように地方から上京してきた若者も目立ちました。共用のロビーがあり、そこで彼らと歓談するのはなかなか楽しく、楽しみでもありました。上京して知り合いがいないなか、多彩な友達を作ることができたのも、僕にとってはメリットだったといえます。おかげで、地方出身者に特有の寂しい東京ライフを味わうこともありませんでした。
当初は、サービスアパートメントには1ヶ月程度滞在して、きちんとしたアパートやマンションを借り直そうと思っていました。ところがサービスアパートメントがあまりに快適だったので、結局は半年あまり、そこに住むことになりました。 月々のコストを考えると、一般の賃貸物件よりは高めでしたが、初期費用が安く済むので、資金力がない人や仮の住居を探している人にはオススメと言えます。

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